年々小型化する個人向けコンピュータ

スーパーコンピュータは年々巨大化しています。今ではビル一つを丸ごとマシンにしてしまっているところもあります。世界ランキングの上位を争うようなスーパーコンピュータは、数千台というマシンを並列処理させていることが多いからです。一方、個人向けのコンピュータは年々小型化しています。

昔はデスクトップ型の大きなパソコンが人気だったのですが、今では持ち運びができる小型のラップトップ型のパソコンや、スマホやタブレットが人気を博しています。やはり持ち運びができると、いろいろと便利です。小型でも性能がどんどん上がってきていて、今ではデスクトップパソコンとさほど能力差はなくなってきています。3Dのゲームをするときには高性能なビデオカードが必要になるので、できないことと言えばそれぐらいになります。

他はたいていのことが小型の端末でできます。コンピュータに使う各パーツの小型化が進んで、小さい端末でも十分な性能を発揮させることができるようになりました。CPUやメモリなどのいわゆる集積回路が小型化できたのも大きいですが、ストレージがフラッシュタイプに進化したのも大きいでしょう。バッテリーも性能が上がってきていて、小型のものでも10時間程度は保つようになりました。

CPUの消費電力量が減ったのも大きいですね。消費電力量が減れば、端末自体を小さくしても実用的な駆動時間を維持できます。昔のノートパソコンは、二時間程度しかバッテリーが保たなかったものです。

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